「子供なんていらない」と思ったことはありませんか?
誰も助けてくれる人がいない。
ひとりで耐えて抱えて頭がパンクして
「こんなはずじゃなかった…」と産んだことを後悔し泣いたこと、私もあります。
しかし、私は自宅に来てくれた保健師さんに自分の気持ちを吐き出したことで、持ち直すことができるようになりました。
子育ては、素敵で明るいことばかりではありません。
辛いことも苦しいこともたくさんあります。
そんなときは、一人で溜め込まず、吐き出してみましょう。
誰かに聞いてもらえるだけでも、気持ちが少し楽になるものです。
今回は、そんな子育ての悩みを打ち明けることができる無料相談や支援施設について詳しくご紹介していきます。
子育て相談LINE・電話の無料相談-混乱したままぶつけて大丈夫
最近では、気軽に子育ての相談ができる窓口が民間企業や地方自治体でもしっかりと整備されています。
LINEや電話で、無料相談することができます。
子供をつい怒りすぎて大きな声を出してしまったり、手を出してしまいそうになるのは、親なら誰も経験があると思います。
私は産後うつを経験し、わが子が赤ちゃんの頃に「なんで泣き止んでくれないの?」と泣きながら声を出してしまったことがあります。
孤独でどうしたらいいかわからなくて、泣くことしかできないわが子に声を荒げてしまったことに、とても後悔しました。
当時からもこのような公共の子育て相談の取り組みはあったと思うのですが、利用したことがありませんでした。
虐待を疑われてしまったり、電話して本当に大丈夫なのか心配だったり抵抗のある方もいると思います。
私も同じように思っていました。
しかし、このような子育て相談LINEや無料の電話相談を利用しても、秘密は完全に守られます。
個人情報や相談内容も他の人に公開されることはありせん。
相談すること自体、とてもハードルが高いように思っていましたが、LINEに関してはお友達登録をするだけで利用することができます。
「子育てに疲れた」、「子供に手を出してしまいそう」、「話を聞いてほしい」など今の自分の気持ちを率直に伝えてみてください。
専門の相談員の方が対応してくれます。
辛いまま、混乱したままでも大丈夫です。
頭の中を整理する必要はありません。
今あなたが感じているグチャグチャなものを、そのまま出して良いのです。
辛い気持ちを吐き出すだけでも、ずいぶんとスッキリするものです。
誰も頼れる人がいなくて、ずっと耐えてきたことでしょう。
たった一人で、すべてを抱えてきたことでしょう。
あなたは本当によく頑張っています。
家族や友人以外にも、自分の話に耳を傾け、受け止めてくれる人はいます。
公的な相談先は、厚生労働省のホームページで確認できます。
電話が苦手な方には、LINEなどSNSも選べます。24時間365日対応している相談先もあります。
あなたの心が少しでも楽に、落ち着きますよう願っています。
死にたいほど辛い…児童相談所で一時保護の対象は?どんな流れ?
辛くてたまらず子供と離れたいと思ったときは児童相談所に相談することも可能です。
一時保護という言葉を聞いたことはありますか?
この制度は「子供の安全を確保して保護し、子供や親の心身状況や環境を把握する」ことを目的としています。
流れは以下のようになります。
- 通告:保健所や警察、医療機関、幼稚園、保育所、学校、市民からが主ですが、親からの養育困難などの理由での通告もあるとのことです。
- 調査:一時保護が必要かどうかを親や子供の心身状態を見ながら、家庭訪問や学校などへの聴き取りもおこない調査します。
- 一時保護:必要があれば一時保護されます。
- 措置:一時保護が終了し必要に応じて、帰宅させるのか、施設などに入所するのかなどが決まります。
親からの要望でも一時預かりの対象になるとは知りませんでした。
児童相談所に相談することも一つの手段です。
親にとっても子供にとっても良い方法を見つけていきたいですね。
まとめ
子育ては、簡単なことではありませんね。
辛くてどうにもならないときほど、誰かに頼ることが大切です。
電話が苦手な人は、まずLINEで気軽に気持ちを吐き出してみてください。
児童相談所への相談することも解決の道へとつながるかもしれません。
私は、このような取り組みがあること自体詳しくは知りませんでしたし、相談することにも抵抗がありました。
しかし、LINEなどで気軽に思ったことを相談することで自分の気持ちもスッキリしますし、子供とのかかわり方にもいい意味で大きく影響を与えてくれると思います。
あなたのSOSは、必ず届きます。