産後も職場復帰したくて育児休暇を取ったのに、いざ働こうと思ったら保育園に入れない!
なんてことはありませんか。
毎日親に預けるのは難しいし、ベビーシッターを雇う余裕なんてないですよね。
中には待機児童として待ち続ける方も多いと思います。
それでも復職予定の日までに子供の預け先が見つからなければ、やむなく退職も覚悟しなければいけません。
退職後に気になるのはやっぱり家計ですよね。
少しでももらえるものはもらわなければ損です。
例えば退職と聞いて浮かぶのが失業保険。
失業保険がもらえれば家計の助けになりますよね。
また、後々の再就職のときにまた保育園に入れなかったらと、幼稚園も候補に考えていませんか。
今回は育休後の失業保険と、保育園と幼稚園の違いについてお伝えします。
本文を読んで、あなたの選択肢が広がる助けになれば嬉しいです。
保育園入れないので退職…失業保険もらえる条件
育休後の退職でも、もちろん失業保険はもらえます。
ただし、そのためには条件があります。
まず、大前提として失業保険とは
失業した人の再就職を支援するための給付ということです。
なので、失業保険をもらうには
就職する意思と能力があり、すぐにでも働ける状態でないといけません。
つまり、専業主婦などで育児に専念する場合はもらえません。
困りますよね。すぐにもらえなくて残念です。
その代わり、失業保険延長の手続きをすれば、
再就職できそうなタイミングで改めて失業保険がもらえます。
延長手続きをせずそのままだと
退職した日から1年間で受給資格が切れてしまうので、必ず延長手続きをしましょう。
育児を理由とした場合最長4年間の延長が可能ですよ。
ちなみに私が手続きをしたときには
「再就職しようと思う数ヶ月前から失業保険の手続きをした方がいい」
と言われました。
失業保険は一回の手続きで全額もらえるわけではありません。
ハローワークに何回か通って求職活動をしながら、期間ごとに給付金をもらいます。
全額もらうには結構日数がかかるのです。
保育園入れなかったら幼稚園の「預かり保育」あるがデメリットも
再就職を考える際、また保育園の空きがないこともあります。
そのとき子供が3歳前後なら、選択肢として幼稚園も視野に入るかもしれません。
確かに幼稚園でも園によっては預かり保育、延長保育がありますよね。
通常、幼稚園は9時~14時までのところが多いです。
そこから延長して預かってくれるのが預かり保育です。
働いていて通常のお迎えだと間に合わない保護者にとってはとても便利ですね。
預かり保育を利用すれば、保育園ではなく幼稚園でも問題ないように思えます。
しかし、やはり幼稚園は学校の一種なので、保育園との違い、デメリットはいくつかあります。
まず、幼稚園に通っている子の保護者は大半が専業主婦です。
よって、遠足などの行事も土日関係なく行われることがあります。
しかも保育園より行事は多く、保護者の関わりも大きいです。
また、保育園はカレンダー通りの園がほとんどなので、
長期休暇はありません。夏季ならば盆休みくらいですね。
しかし、幼稚園は夏休みなど、季節ごとの長期休暇があります。
その間に預かり保育を実地しているかどうかは園次第です。
そして私にとってのデメリットだと感じたのがお弁当です。
保育園は平日、給食がでます。園によっては土曜もでます。
ところが、幼稚園は週の半分以上はお弁当持参のところが多いのです。
ただでさえバタバタする朝にお弁当を作るのは、
働いている保護者にとってとても大変ではないでしょうか。
働いてなかった私でさえ朝は何かと忙しく、朝ご飯の準備すら大変だったものです。
このように幼稚園は元々子供の預け先として考えられてはいません。
週3のみ、午前中のみのパートなどでしたら幼稚園でもさほど問題はないと思います。
正社員でフルタイムとなるといくら預かり保育を利用したとしても難しいかもしれません。
まとめ
自分が希望したわけではなく、やむなく長年勤めたところを退職するのは
もったいないし、辛いですよね。
せめて、その後の失業保険の手続きや再就職に備えておくと少し安心です。
ハローワークに問い合わせてみると意外と親身になって教えてくれるかもしれません。
私も「託児所付きの就職先があれば」くらいの激甘な気持ちで再就職前に電話してみましたが、
嫌な対応はされませんでしたよ。
希望する人全てが保育園に入れるのが1番ですが、現状では難しそうです。
一刻も早くそうなるように願っています。