おもちゃコーナーに行くと、
「自立心をはぐくむ」とか「おままごとに」とか
そんな感じのおもちゃが、たくさん並んでますよね。
今日は、「おもちゃの掃除機って、本当に必要??」って話。
まぁ、気持ちはわかるんですよ。
かわいいオモチャにこどもの目はクギ付け。
例えば、アンパンマン掃除機。
子どもがアンパンマン好きならたまらない。
最近では、
ダイソンの掃除機DC22をもじった子供用掃除機なんてものもあるようで、カラフルなビーズが、ゴミの代わりになってます。
でも、正直・・・
「コレ、必要?もったいなくない?」と私は感じちゃうんですよね。
子供用掃除機、おもちゃで与える必要ってあるの?
というのもね?
子供用オモチャ=小さくて安全
「安全・安心」って大事ですよね。
親心はわかります。
でも、
子供用オモチャ=スグ飽きる
これもまた子どもの真理じゃないですか(笑)
「せっかく買ってあげたのに半日も遊ばなかった」
みたいな(´Д`)
【子供の心理】なぜ、おもちゃ掃除機はスグ飽きるのか?
これは、おもちゃ掃除機に限らず
おもちゃ全般に言える話なんですが…
なぜ、子どもはおもちゃに
スグ飽きちゃうのか、わかりますか?
子どもはね?
おもちゃ=ニセモノ=退屈、つまらない
スグ見抜いちゃうから、なんですよ。
おもちゃ掃除機って、
何回やっても同じ動作・反応しかしないじゃないですか。
子どもにとっては、いろいろ試したりアタマで考えたり、自発的に工夫したりができないんですよね。
子どもは自分でアレコレ
「自分の力」を試してみたいんですよ?
どうせ買うならホンモノを!おもちゃ掃除機を買う前に
じゃあ、
『子ども自身の力を伸ばす』という意味で、親にできることはどんなことか?
たとえば、おもちゃ掃除を買うくらいなら
「ミニサイズのホウキ&チリトリ」を用意して、
おもむろに、私(ママ)がその辺を掃き始める。
すると・・・
「わたしもやる~!!」子どもたちは大騒ぎ。
別にアンパンマンじゃなくたって
目新しければ100均グッズでさえ子どもはスグ食いつく。
ほかにも「小さな雑巾」を縫って目のつくところに置いておく。
普通の雑巾の2分の1くらいのサイズが良いですね。子どもの手で使いやすいサイズにしておくんです。
するとね?
うっかりコップを倒しちゃって水浸しになったときなんかに、自分で「サッと」雑巾を取り出して拭き始めるんですよ。
2才くらいの小さな子どもでも
うれしそうに雑巾で床をフキフキするものです。
ついでに、自分の足やテーブルの上も雑巾でフキフキしたり…♪
(ママは内心『ギャ~!』となってますが^^;)
子どもには「ホンモノ」を一発で見抜く力がある
なぜでしょうね?
おもちゃだとスグ飽きるのに、
なぜか、本物の道具なら、飽きないんですよね。
「おもちゃスマホ」だとスグ飽きるけど
「ママのスマホ」は目を盗んではイタズラするのと一緒。
不思議ですけど
子どもって一発で「本物」を見抜くんですよね!
オモチャ掃除機を買う前に、ママのちょっとした工夫で本物の掃除用品を用意してあげる。
子どもは、まんまと引っかかり
いそいそ自発的に、お手伝いに励みますよ!(^^
ちなみに、わが家では
マキタのコードレス掃除機(↑)を使ってますが
年長さん位なら、即戦力で、部屋中がピカピカになります!(笑)