カフェの経営に憧れる方は多いのではないでしょうか。
オシャレなお店を開いて、
コーヒーの香り漂う素敵なお店にしたいですよね。
でも、どんな商売でも当てはまりますが、
カフェの経営もそう簡単にはいかないと言われています。
そこで、カフェを経営するのが難しいとされるポイントと、
生き残るための戦略などを紹介していきます。
カフェ経営が難しいと言われる2つのポイント
どんな形でもお店の経営は簡単ではないですよね。
カフェにはカフェ特有の
大きなポイントが2つあるんです。
回転率を上げるのが難しい
カフェってつい長居したくなりますよね。
私もそうで、カフェで何も考えずにコーヒーだけで滞在したり、
スマホ片手に1、2時間を過ごしていることもあります。
でも、それはお店側からしたら結構な痛手なんですよね…。
忙しくない時間ならまだしも、
忙しい時間なら席を独占しているだけで
他のお客が入ることができない=回転率を下げる
ということに繋がっているんですね。
回転率が上がらないのは、
売り上げに繋がらないということなので、
お店としては、長くいるならお客さんにある程度の
注文をしてほしいと願うところなのです。
でも、ゆったりしてもらうのがコンセプトなカフェが、
お客さんに「早く出て～」とは絶対に言えません。
そこが難しいところです。
個人経営は自分で仕切らなければならない
経営を始めた段階では、
人を雇い入れるのは難しい場合がありますね。
その場合は、まずは経営者である自分だけが
メインとなって働かなくてはなりません。
経営を考える、メニューを考える、
フロアスタッフとして清掃、注文、
会計などの接客をこなす…
やることはたくさんあります。
家族内で手伝ってくれる方がいる時は大助かりですが、
いない場合は一人でやらなければなりません。
そのためにも、一人でできる範囲のことをしっかりとこなして、
自分の力量を把握するのが大切です。
流行るカフェの特徴・長く生き残る戦略とは？
せっかく経営を始めたお店を長く続けるためには、
インパクトのあるメニューやサービスも大切ですが、
まずは馴染みのあるメニューの提供も大切です。
ただ一気にメニューを提供するよりも、
まずは少しずつメニューを増やしていきましょう。
カフェの定番コーヒーで勝負
カフェといえばコーヒー。
夏なら冷たいアイス、冬ならホットを飲むと、
身も心も温まる感じですよね。
そんなホッとさせてくれるメニューは一番大切。
コーヒーでもいいですし、
紅茶にこだわってもいいと思います。
お客さんに提供できる飲み物は、
簡単に数種類だけでもいいので、
豆や茶葉にこだわっているなど、
ちょっと力を入れたメニューを取り入れてみるといいですね。
余裕が出てきたらコーヒーに合うトースト類
コーヒーに合うセットと言えば、
パンやトーストが定番ですね。
これは初期から取り入れてもいいですし、
慣れてきたらメニューに加えていくでもいいです。
まずは少ないメニューでも、
現場を回すことを優先していきます。
余裕があればトーストにおかずを添えるなど、
軽食を楽しめるようにしてもいいですね。
インスタ映えを目指してパフェやケーキ
ケーキなどは冷蔵庫に入れておけば保存ができ、
提供もすぐにできるので、
初期から入れてもいいですね。
ただ、提供に時間のかかりそうな大がかりなパフェなどは、
現場が回るようにしてから取り入れていきましょう。
最近はインスタ映えが流行っているので、
とにかくカラフルなもの、
大きくて食べ応えのあるものなど、
インパクトあるものが流行っています。
それで勝負してもいいですが、やはり味が重要。
見た目だけにこだわらず、
まずは味でお客さんに満足を与えてもいいですね。
まとめ
カフェの経営は大変ですが、
自分自身で作り上げていく作業は楽しいですよね。
カフェは雰囲気作りも大切なので、
落ち着いた空間を作り出したり、
お客さんがくつろげるような時間を
提供できるようにしていきましょう。
メニューは少しずつ増やしていくこと、
または、季節によって入れ替わりをすれば、
自分も色々なメニューを作る手間も省けます。