5歳年上と結婚してもあまり何も言われないのに、
10歳上だと「えーっ!?」と言われてしまう…
あれ、なんなんでしょうね。
誰がいくつ年上と結婚しようが、
本人たちの勝手のはずですが、
「頭悪そう」
「気持ち悪い」
と感じてしまうのには、何か理由があるのでしょうか。
大きな理由は2つあると思います。
1つ目は、「普通と違うから」。
日本人は特に同調意識が強いところがあるため、
同年代との結婚が一般的な中、
年の差があると「異質だ」と考えてしまうのでしょう。
もう1つは、「妬み」です。
自分にないものを持っていると妬ましく感じるものです。
今回は、年の差婚について、
見ていきましょう。
年の差婚は同年代に相手にされない?気持ち悪い?なんで年の差婚は嫌われる?
年の差婚へのマイナスイメージは数々ありますが、
ここでは3つあげてみていきましょう。
まず、年の差婚をするのは、同年代に相手にされないから?
年の差婚をしている人を見てみると、
魅力的な人、少なくありませんよね。
ということは、よく考えてみれば、
気持ち悪がっている同年代の自分たちの方が
相手にされていない、ということになります。
そういうことは、
思っていてもあまり人前で言わないほうが良さそうです。
次に、年の差婚を気持ち悪いと感じるのは?
これは、年の離れた男女へのマイナスイメージのせいでしょう。
年の離れた男女が一緒にいると、
援交、パパ活、ヒモ、若いツバメ、など
お金がらみであまりいいイメージがわかない、
というのも正直なところです。
ただ、よくよく考えてみると、
ちゃんと恋愛関係になってお付き合いしている
年の差カップルの場合、
上であげたような金の縁みたいな雰囲気ではありませんよね。
これは、年の差と聞いたときに嫌なイメージを抱いてしまう、
こちら側の下世話な想像力のせいかもしれませんね。
最後に、年の差婚が嫌われるのは?
これは、「妬み」のせいかと思われます。
中年男性なら、若くてきれいな女性と結婚することを
羨ましいと感じるでしょう。
若い女性なら、
少し年上でもお金があって落ち着いた男性をパートナーにしているのが、
妬ましく感じるかもしれません。
妬みの感情を持っていることを、
自然に「嫌い」に変換している可能性がありますよ。
自分の現状に満足できていれば、
「妬み」の感情はそれほど湧いてくるものではありません。
人を妬んでも自分の現状は変わりません。
人の結婚を「気持ち悪い」とか「嫌い」とか思う前に、
自分の今を見つめ直すようにした方が健康的ですよ。
【年の差婚の離婚率】5歳差以上で2倍⁉世代間ギャップを乗り越える秘訣は?
実は、筆者の両親は10歳の年の差があります。
子供ながら別に何も感じずに成長しましたが、
大きくなると、珍しいんだなーと思うようになりました。
でも、最近では、
年の差婚ってそれほど珍しくないように感じます。
うまくやっていけるなら、
年の差があってもいいと思うんですけどね。
ただ、そんな年の差婚。
離婚率が高いのだそうです。
結婚したカップルの3分の1が離婚するというこの世の中で、
それより離婚率が高いというのでしょうか。
確かに、年の差があるということは、
世代間ギャップがあります。
ゆとり世代の筆者にとって、
下のZ世代の感覚はさっぱりわかりません。
上になるバブル期の感覚もこれまた理解できません。
こういった感覚のギャップをどう埋めていけるかが、
年の差婚成功の秘訣なのでしょう。
・世代にとらわれない共通の趣味を持つ
・あえてギャップを埋めず、そのギャップを楽しむ
・心配ごとは都度話し合う
などしてみるのはどうでしょうか。
スポーツ、芸術、音楽など趣味であれば、
世代を問わず一緒に楽しめます。
特にその趣味の分野での共通認識も持てるため、
二人の間にギャップばかり、ということにはならないはずです。
ギャップって、時におもしろいものなので、
あえて埋める必要もないかと思います。
お互いの年代に流行ったものを紹介しあったりできるのは、
年の差があるからこそのことです。
あえて楽しんでしまいましょう。
それでも出てくるギャップは、
ちゃんと話し合いましょう。
「言わなくてもわかってくれる」は、
世代間での常識が違うため、
一番危険です!
じっくりお互いの思いを話しあい、
気持ちにずれが生じないようにしてくださいね。
まとめ
年の差婚を不快に感じる理由や、
年の差婚を長く続けるポイントなどについて、
お話してきました。
人のことばかり気にする人ほど、
自分のことは見えていません。
これだけ多様化が叫ばれる社会で、
「年の差がある」ということだけで、
煙たがったり気持ち悪がったりするのは、
自らの評価を下げるだけです。
思うだけなら勝手ですが、
口に出す時点で恥の上塗りですし、
気をつけたいものですね。