アレルギーを持つ方にとって
身体の異常は時折起こることだと思います。
特にかゆみは我慢ができない分、
頻繁に起こるととても厄介ですよね。
まもなく訪れる花粉シーズン。
耳がいつもかゆくなるのは花粉症のせいなのか。
それともペットの猫を飼っているからなのか。
原因と対処法を探っていきましょう。
耳がかゆい時に行くべきは皮膚科?耳鼻科?耳の中・外で異なる?
受診をする際、該当する診療科がいくつかあると
どこに行ったらいいのか迷いますよね。
耳のかゆみの場合は、
どの診療科に行くべきなのでしょうか。
耳の外がかゆい場合は皮膚科
耳の穴の中ではなく外側の場合は
皮膚科の受診がいいとされています。
かゆい原因は皮膚の炎症が起きているためとされ、
その原因はアレルギーによるものが多いようです。
受診をするとかゆみ止めや炎症を抑える薬、
アレルギーを抑える薬などが処方されます。
受診料は初診を除けば
1000円~多くて3000円程で間に合うでしょう。
耳の中がかゆい場合は耳鼻科
耳の中を見るには専門的な器具が必要になるため
耳鼻科の方が診てもらいやすいでしょう。
こちらも同じように炎症が起きている場合がありますが、
アレルギーよりは耳掃除のしすぎで皮膚を傷つけたため、
という理由が多いとのことです。
炎症を抑える薬を含め、
多くは傷を消毒する点耳薬を処方されます。
料金はこちらも1000~3000円程で間に合うでしょう。
ペットがいる場合はこまめな掃除
猫などのペットによるアレルギーの場合、
猫の毛が耳に触れてしまうのが大きな原因でしょう。
空中に毛が飛び散らないように
こまめに掃除をするのがオススメです。
また、空気清浄機を設置しておくと
常に吸引して飛び散るのを防止をしてくれます。
花粉は帽子などでガード
外出時は花粉が飛び散っているので
耳をガードしたい場合は帽子がオススメ。
耳をしっかり覆える深めの帽子を用意しておくといいでしょう。
室内の場合はやはりこまめな掃除が必須となります。
知って得する!耳がかゆい時に使える市販の薬は?
病院に行く時間がないので、
できればすぐにかゆみを抑えたい。
そんな時は市販の薬も使えますが
耳の外だけに限るとのことです。
耳の外側はかゆみ止め軟膏
皮膚の疾患を治すものや
かゆみ止め成分の含まれた市販薬は
耳の外側に使用しても大丈夫とされています。
ただ、よほどひどくただれてしまっている場合は
受診をした方が確実です。
市販薬では悪化をする場合もあります。
また、耳の中はデリケートな部分なので市販薬は使用せず、
こちらも専門家に診てもらった方がいいでしょう。
まとめ
皮膚のかゆみはすぐにでもなんとかしたいものですね。
できれば耳の外の場合は皮膚科へ、
中の場合は耳鼻科へ受診すれば
安全性としては確実です。
特に、耳の中は自分では見えないので
何かあったら怖い部分ですね。
不安を解消できるように
身近な診療所を調べておくと
いざという時、すぐに頼ることができるでしょう。