お金がない親と共倒れは避けたい!賢く老後の面倒をみる知恵とは?!

スポンサーリンク
AD

賢く老後の面倒をみたい

子どもなら誰しもが願うことですよね。

まず、親が基本的に

自分で用意しておいてほしいのは

年金です。

 

どんなに少なくてもいい、

年金は必要不可欠です。

 

介護が必要ない時には、

生活費・家賃・医療費のみで済みます。

 

でも、急な入院などがあった場合には

家族が経済状況を把握していないと

医療費も払えません。

 

医療費も老人医療の自己負担があるため、

それなりの金額になります。

 

介護が必要となった場合には

介護サービスが必要になってきます。

 

要介護度が判定され、

介護度に応じたサービスを介護保険でまかない、

足りない部分を自分でまかなうことになります。

 

でも、親自身に全てをまかなう

金銭的な土台がない時は

どうしたらいいのでしょうか?

 

また、どのような機関に

相談に行けばよいのでしょうか?

 

 

スポンサーリンク

親が貯金なし・年金なしなら頼るべき機関をピックアップ!

では、親が貯金がない年金もない

となると、どこに頼ればいいのでしょうか?

 

自分が多少、援助できればいいですが、

そんな余裕ある収入がある人は

実際には少ないです。

 

高齢の親を支える家族は

ほとんどが親の年金内で

やりくりをしています。

 

では、その年金すらない時は

どこに相談に行けばいいのでしょうか?

 

医療や介護を受けている場合

・医療相談室やケアマネージャー、施設の職員に相談

 

医療相談室は大きな病院にある

相談専門の窓口です。

 

医療費や施設入所の手続き、

金銭問題などを抱える患者さんや

家族の相談を受ける

専門の医療ソーシャルワーカがいます。

 

入院、通院に関係なく

相談室の利用は可能です。

 

介護サービスを受けている場合は

ケアマネージャー施設の相談員

相談にのってくれます。

 

年金収入がなく、貯金や資産もないとなると

生活保護の申請の手続きになる確率が

高くなってきます。

 

手続きも煩雑なので、

専門家がいると助かります。

 

自立して生活している場合

・本当に年金の受給資格がないかを日本年金機構に確認

 

年金法が改正されたのをご存知でしょうか?

 

加入期間が10年でも

年金が受給できる場合があります!

 

また、加入期間を満たしていなくても

受給できる場合もあります

 

一度、相談窓口か予約して

実際に相談に行くことをおススメします!

 

日本年金機構に相談窓口があります!

https://www.nenkin.go.jp

 

<年金相談に関する一般的なお問い合わせ>

「ねんきんダイヤル」(0570-05-1165)

 

受付時間

月曜日    午前8時30分~午後7時00分

火曜~金曜日 午前8時30分~午後5時15分

第2土曜日  午前9時30分~午後4時00分

 

※月曜日が祝日の場合は、翌日以降の開所日初日に午後7時00分まで予約をお受けします。

 

※祝日(第2土曜日を除く)、12月29日~1月3日はご利用いただけません。

 

※ご連絡の際は、基礎年金番号の分かる年金手帳や年金証書をご準備ください。

 

(以上日本年金機構ホームページより引用)

https://www.nenkin.go.jp

 

 

年金の確認と同時に

以下の確認作業と話し合いが必要です。

 

なぜなら、本当に年金も貯金もないとなると

生活保護の申請を行わなくてはいけないためです。

 

・貯金は全くないのか?

・生命保険や医療保険など保険商品はないのか?

・自家用車を所持しているならば、本当に必要なのか?

 

などです。

 

生命保険や医療保険があれば、

必要性があるかないか、を

一緒に考えることが必要になります。

 

自家用車があれば、高齢でもあるし、

子どもたちも経済的な支援ができないことを説明して、売却する必要性も出ます

 

そのことを事前に話し合っておくことは

必要不可欠です。

 

年金、貯金もなく生活ができない時、

生活保護の申請が必要になります。

 

・住民票がある市役所などの民生課に相談

 

申請を行うと必ず生命保険や

自家用車の所持の有無などを確認されます。

 

一般にいわれる資産調査です。

 

生命保険があれば、切り崩して、

あるいは解約して生活費にあてるよう言われます。

 

自家用車の所持は地方でも

基本的には厳しい状況です。

 

・年金を受給していても、受給額が低い場合

 

こちらも生活できない、ということで

生活保護の申請を住民票がある

市役所の民生課で申請の相談を行います。

 

年金を受給していても、

最低基準に達していない時は

生活保護費が支給されます。

 

生活保護費を大まかに説明すると

必要な部分にだけ扶助が支給されます

 

家賃を払う住宅扶助だけ出ている人もいます。

生活費にあたる生活扶助だけ出ている人もいます。

両方出ている人もいます。

 

医療を受けると医療扶助が出るので

自己負担はゼロです。

 

▼こちらもよく読まれています!

えっ!無年金の親との共倒れを避ける策は【同居の解消】!?
少子高齢化がどんどん進んでいる現在。 親の介護だけではなく、経済的負担が子供世代にのしかかる時代になってきています。 一番困るのは「親が無年金」という状況です。 貯蓄があればいいのですが、例えば、貯金もない、年金収入もない、土地家屋などの財...

 

親の面倒はどこまで見るべき?やり過ぎはお互いのためにならない

 

私は医療福祉分野で仕事をしたことがありますが

確かに支えの家族がやり過ぎてしまうことは

お互いのためになりません

 

大事なのは、何とか親の力になれれば

という気持ちです。

 

経済的にも精神的にも体力的にも

なにかひとつでも無理をすると、

いつか限界がきます

 

そして高齢者を投げ出しかねない状況に

追いつめられてしまいます。

 

なので、親の老後が心配になってきたら、

そのことを親に話して

話し合うことが大切だと

現場で痛感してきました。

 

今は医療分野でも高齢者への対応で

問題になることも多いです。

 

延命治療を望むのか、望まないのか。などです。

 

 

まとめ

老いは誰にもやってくる

ライフサイクルの一つです。

 

賢く老後の面倒をみる、ということは

老いを恐れずに、老いた後の生活設計を話し合い

前向きに老後の生活を迎える

ということだと思います。

 

そして、問題になりそうなことをピックアップして

どこまでは力になれるけれど

これ以上は厳しいということを率直に伝え、

事前に解決方法などを探ることではないでしょうか。

 

また、親自身にも

事前に準備しなくてはいけないことを

自覚してもらう機会にもつながります。

 

子どもへの過剰な期待があれば、

親自身には修正すべき点

自分で対応していかなくてはいけない点

見えてきます!

 

お互いに共倒れにならないよう

今から備えておく、

そんな賢い準備をしてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました